甘糟医院

内科、小児科、消化器科、禁煙外来、糖尿病治療/バリアフリー対応

宮城県柴田郡大河原町大谷字末広81
TEL:0224-53-1460

新着情報

2017/04/28

残ったくすり。

76歳男性で高血圧症、糖尿病、心房細動などで8種類の薬を服用している方です。先日、ビニール袋に残った薬を入れて持ってきました。

「この薬何とかしてくれ」とのことでした。中には1ヶ月分以上あるものもありました。大半は1日に2~3回に分けて飲む薬でした。糖尿病、肩こ

り、胃腸の薬でした。1日1回の薬は残さず服用しているようです。患者さんにとって8種類の薬をきちんと服用するのは必要なこととはいえ大変のようです。今回はのこった薬を数えて必要な分だけ処方し、服用時ごとに、飲むくすりをまとめました(一包化)。

残薬は現在、医療費の上からも問題になっています。薬が残らないような工夫を考えました。

服用回数を減らす(1日1回など)、配合錠などを使用し錠数を減らす、多剤の服用回数をそろえる(1日2回など)、服用時ごとに薬をまとめる(一包化)、などです。


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